「案件管理をクラウドツールでやりたい」
「どのツールがおすすめなの?」
このように考えている企業担当者の人もいらっしゃるのではないでしょうか。
案件管理に使うクラウドツールは種類ごとに強みが異なるので、自社の目的や課題にあったものを導入することが大切です。
今回の記事では案件管理クラウドツールの選定で悩んでいる人向けに、以下の情報を提供します。
- おすすめの案件管理クラウドツール
- 案件管理クラウドツールの選び方
- 案件管理クラウドツールを導入するメリット・デメリット
「案件管理クラウドツール選びで失敗したくない」と考えているのであれば、導入時の参考にしてみてください。
案件管理クラウドツールおすすめ8選
おすすめの案件管理クラウドツールとして、以下の8つをピックアップしました。
- Pipedrive
- Knowledge Suite
- Salesforce Sales Cloud
- Zoho CRM
- Backlog
- Jira software
- JUST.SFA
- GENIEE SFA/CRM
それぞれのツールについて、詳しく見ていきましょう。
1.Pipedrive
Pipedriveは、多くの受賞を獲得している信頼性の高いソフトです。
179か国で100,000社以上に利用されていることから、高い信頼性を獲得していることがわかります。
カスタマイズ性が非常に高く、自社向けの機能を導入して最適化することが可能です。
また、350を超える外部ツールとの連携が可能なので、既存ツールとの連携も問題なくできます。
使いやすさ、連携度の高さを重視する企業におすすめのクラウドツールです。
2.Knowledge Suite
Knowledge Suiteは案件管理だけではなく名刺管理、営業支援、テレワークサポートもあるツールです。
現代の企業に無くてはならない機能をパッケージしているため、使いやすいのも魅力といえます。
また、ユーザー数無制限なので、複数の社員が併用しやすいのもうれしいポイントです。
なるべく低価格でさまざまな機能をチーム内で使いたい企業に向いています。
3.Salesforce Sales Cloud
Salesforce Sales Cloudは、AIを搭載した案件管理クラウドツールです。
AIが案件に関する指示をくれるので、よりアイデアが思い浮かびやすくなっています。
営業支援や売上予測の機能もついており、さらに自社の業務を効率化することが可能です。
さらに自社のアイデアを豊かにしたいという企業は、こちらのツールを検討してみましょう。
4.Zoho CRM
引用:Zoho CRM
Zoho CRMは、世界で25万社に導入されている信頼性の高い案件管理ソフトです。
顧客管理を一元化できるため、今までバラバラに管理していた顧客データも集めやすくなります。
部署間の連携もよりスムーズに進められるようになるでしょう。
また、見込み顧客の動きもリアルタイムで追えるため、ビジネスチャンスを逃さないのも強みです。
5.Backlog
引用:Backlog
Backlogは、シンプルな管理画面で誰でも気軽に使えるのが強みです。
チーム全員がすぐに使えるようになるので、なるべく早くツールを導入したい企業に向いています。
また、タスクやスケジュール管理も徹底できるため、細かなミスを防止することが可能です。
業務効率、精度の向上を目指している企業は、ぜひ詳細をチェックしてみましょう。
6.Jira software
Jira softwareは、機能をカスタマイズして自社にあった案件管理ができるツールです。
テンプレートにあわせてカスタマイズできるので、手間をかけずに使い始められるのがメリットといえます。
また、拡張性が高いため、企業の成長にあわせてカスタマイズできるのがうれしいポイントです。
より使いやすい形で運用したいという企業に一押しのツールといえます。
7.JUST.SFA
引用:JUST.SFA
JUST.SFAは、ノーコードで自社オリジナルの環境を構築できるクラウドツールです。
ノーコードなので、エンジニアがいない企業でも問題なくシステムの構築ができます。
また、外部ツールやシステムと簡単に連携できるので、すでに多くのツールを導入している場合でも問題ありません。
カスタマイズ性、連携性が高いツールを導入したいという企業は、ぜひチェックしてみてください。
8.GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、親しみやすいシンプルな画面で案件を管理できるクラウドツールです。
平均1ヶ月〜2ヶ月で導入できるのもうれしいポイントで、項目設定もデータ移行もドラッグアンドドロップで簡単に実行できます。
また、 AIアシスタント機能もあり、わからないことがあっても詰まることなく業務の進行が可能です。
導入しやすさ、サポート機能を重視する企業にとって、とくに向いています。
案件管理クラウドツールの選び方
案件管理クラウドツールの選び方として、以下のポイントを把握しておきましょう。
- ツールでできることを確認する
- モバイルでも使えるか見ておく
- どのツールと連携できるのかチェックする
自社にあったツールを導入するために必要なポイントをまとめているので、参考にしてみてください。
ツールでできることを確認する
ツールごとにできることは異なっているため、事前に必ず機能一覧をチェックしましょう。
自社の目的や課題に対応していない場合、導入しても後悔してしまうことがほとんどです。
例えば営業案件を多く抱えている会社であれば、SFAの機能が導入されているクラウドツールが向いています。
自社の目的や課題を事前に確認したうえで、あっているものを導入するように心がけましょう。
モバイルでも使えるか見ておく
パソコンだけではなく、モバイル端末で使えるかどうかも確認しておきましょう。
とくに出先での利用が多い場合、スマートフォンやタブレットで使えると安心です。
モバイル端末で使えるかどうかは、ホームページや資料で確認できます。
導入後にモバイルで使えないということにならないように、必ず事前にチェックしておきましょう。
どのツールと連携できるのかチェックする
クラウドツールは外部ツールと連携できることがほとんどですが、事前にどのツールと連携できる確認しておくことが大切です。
自社で使っているツールと連携できない場合、使いづらさを感じてしまいます。
連携できる外部ツールは、資料やお問い合わせで細かく確認することが可能です。
ホームページにはすべて記載されていない場合があるので、注意しましょう。
案件管理クラウドツールを導入するメリット
案件管理クラウドツールを導入するメリットとして、以下の3つがあります。
- 各案件の状況をすぐに確認できる
- 分析を実施しやすい
- 引継ぎしやすい
メリットを理解して、案件管理クラウドツールがどのようなものなのか確認しましょう。
各案件の状況をすぐに確認できる
クラウドツールでは、案件の状況をリアルタイムで確認できます。
フォローが必要な場合があれば、すぐに察知できるので安心です。
また、どの案件から優先的にアプローチすればいいのかわかりやすく、より無駄なく動けます。
「営業活動をより効率化したい」「さらに売上をアップしたい」と考える企業にとって大きなメリットといえるでしょう。
分析を実施しやすい
クラウドツールではデータを用意すれば、すぐに分析を済ませてくれます。
グラフなど見やすい形で出力してくれるので、資料作成をより簡単にすることが可能です。
また、分析結果をもとにアドバイスなどをしてくれるツールもあるため、より動きやすくなります。
分析業務で多くリソースを消費している場合は、クラウドツールで業務効率を改善しましょう。
引継ぎしやすい
クラウドツールでは、顧客データを都度保存できます。
クラウド上で保存するためブラックボックス化しづらく、引継ぎを行う際も便利です。
急にスタッフが休職したり、退職してしまったりした場合でも問題ありません。
万が一の場合を想定しておきたいのであれば、クラウドツールで引き継ぎやすい環境を構築しましょう。
案件管理クラウドツールを導入するデメリット
案件管理クラウドツールを導入するデメリットとして、以下の2つが挙げられます。
- 導入や運用に費用がかかる
- 慣れるのに時間がかかる場合がある
メリットとデメリットを照らしあわせて、導入を検討しましょう。
導入や運用に費用がかかる
クラウドツールは運用し続ける場合、ランニングコストが発生します。
機能をアップグレードしたり、人数が増えたりすると料金が高くなることがほとんどです。
クラウドツールを導入する際は、自社の人数や必要な機能を事前に想定したうえで検討しましょう。
無理に上位のプランで導入すると、自社にあわず後悔する場合があるので注意が必要です。
慣れるのに時間がかかる場合がある
クラウドツールを導入しても、すぐに社員が使いこなせるとは限りません。
別途で操作マニュアルなどを作ったうえで、導入することが必要になるケースがあります。
なるべく早くツールを導入したい場合は、使いやすいツールを選ぶように心がけましょう。
ノーコードでの構築、AIが支援があるツールだと早期での導入が実現しやすくなります。
案件管理クラウドツールを比較して自社に合ったものを導入しましょう
クラウドツールは多くのベンダーからリリースされており、機能や使いやすさが異なります。
今回の記事ではツールごとの特徴を解説しているので、自社にあっているものを導入してみましょう。
Pipedriveであれば、業務の自動化、350を超える外部ツールとの連携などが可能です。
セキュリティ性も高く、情報漏洩の危険性もありません。