CRMのセミナーとは?参加するメリットとセミナー情報サイト3選

CRMのセミナーとは?参加するメリットとセミナー情報サイト3選

CRMとは

CRMとは、「Customer Relationship Management 」の頭文字を取ったもので、日本語に直訳すると「顧客関係管理」となります。CRMツールを使うと、見込み顧客や既存顧客などに関する情報やこれまでのコンタクトや商談の履歴などを自動的に一元管理することができます。

CRMのセミナーとは

CRMのセミナーとは、座学やワークショップを通じてCRMの使い方やノウハウなどを学び、体験できるイベントのことを指します。多くがCRMを提供する企業による開催です。セミナー情報は、CRMを提供する各企業のWebサイトのほか、IT勉強会やイベント情報を提供しているWebサイトで告知しています。

CRMのセミナーの開催形態は、オンライン・オフライン・オンデマンドの3種類ありますが、オンラインで開催されることが多いです。

CRMを提供する企業が開催するセミナーに参加する理由

CRMの導入を考えている企業にとっては、CRMについて基礎と応用の両方の話を聞くことができ、CRMについて生の声を聞ける絶好の機会です。CRM導入後の運用方法や施策の立案などに関するノウハウを理解しやすく、そのCRMが自社の導入目的と合致するか、判断しやすいです。

CRMの提供元である企業が開催するセミナーに参加すると、CRMの使い方や活用方法のような実用面はもちろん、成果や業績の向上、営業組織の構築や強化に役立つ情報などを得られます。また、企業によっては、経営者や事業責任者、マーケターなど、対象者を限定してセミナーを開催しており、CRMをより深く活用できるようポジションに特化した情報を提供しています。

多くのセミナーが無料で開催されているため、導入を考えているCRMの提供元がセミナーを開催していれば、参加してみるといいでしょう。

pipedriveが過去に開催したウェビナーを公開中

pipedriveを提供しているMerでは、過去に開催したウェビナーを公開しています。BtoBマーケティングの進め方、人材不足解消のノウハウ、インサイドセールスの打ち手など、ウェビナーのテーマは多岐に渡ります。ぜひご覧ください。

pipedrive ウェビナー

CRMのセミナー情報を提供するWebサイト3選

この項目では、CRMのセミナー情報を提供しているWebサイトを3つ、紹介します。

TECH PLAY

TECH PLAYでは、ITに関するイベントや勉強会、交流か、カンファレンスなどの情報を掲載しています。「テクノロジーに関する面白そうな勉強会が簡単に見つかればいいのに!」というのが、TECH PLAYが生まれた背景です。イベント情報のほか、好きラップや伽リアップのための記事も掲載しています。

会員登録すれば、TECH PLAYのページからイベントへの参加申込ができます。また、グループを作ってイベントを開催することもできます。会員登録もグループ作成も無料です。

TECH PLAY

こくちーずプロ

こくちーずプロは、セミナーやイベントの告知ができる、集客プラットフォームです。2023年10月現在で、イベント主催者は7万人以上、チケット販売枚数は430万枚以上で、個人から法人まで幅広い主催者が、イベントの告知にこくちーずプロを活用しています。

キーワードのほか、開催日、開催エリア、オンラインか否か、無料であるかといった条件でイベントの絞り込みができます。こくちーずプロで探せるセミナーやイベントは、ビジネスから趣味の領域まで多岐に渡るため、興味のあるジャンルからセミナー情報を探すのがおすすめです。

こくちーずプロ

一般社団法人日本通販CRM協会

一般社団法人日本通販CRM協会は、日本のEC・通販業界を中心としたCRMの専門協会です。協会の理事や顧問顧問には、通販業界において名の知れた企業のトップが名を連ねます。

日本通販CRM協会は、公式サイトでCRMに関するイベントの開催告知をしています。協会の会員限定のものが中心ですが、広く一般に参加を募るセミナーもあるため、定期的にチェックするといいでしょう。

一般社団法人日本通販CRM協会

CRMの導入によって見込める効果

CRMを導入して得られる効果は、大きく5つあります。

  • 顧客情報の収集の効率化
  • 顧客情報のマーケティングへの活用
  • 顧客満足度の向上
  • プロモーション活動の効果の向上
  • 部署間での情報共有の強化

それぞれについて解説します。

顧客情報の収集の効率化

CRMは自社の顧客情報を自動で収集し、さらに整理して可視化するため、情報を閲覧・把握しやすいです。顧客情報の収集と整理は手間と時間がかかるため、実行するマーケティング部門の負担となることが多いです。

CRMを導入すると顧客情報の収集を効率化でき負荷を軽減できるため、本来の業務である分析や効果検証により集中しやすくなります。

顧客情報のマーケティングへの活用

CRMの活用によって顧客の絞り込みが容易になれば、特定の購買ステータスにある顧客や特定のセグメントにある顧客層に向けた限定的な施策を、手軽に試せるようになります。

CRMの機能を活用すれば、購入履歴などから優先度の高い見込み顧客や、傾向が似ている見込み顧客を見つけ出せます。これにより、成約の確度が高い見込み顧客に限定したマーケティング施策の実行や、ピックアップした一部の見込み顧客に対するテストマーケティングなどを行うことができます。

加えて、実行したマーケティング活動をCRMに履歴として残せば、施策の効果検証や次回以降の施策の方針設計に役立ちます。

顧客満足度の向上

CRMの導入により、顧客満足度の向上が見込めます。社内での顧客情報を共有しやすくなるため、これまで担当者不在の場合に対応できなかった顧客からの問い合わせに、ほかの従業員が対応できるようになります。加えて、顧客に対してより質の高い対応ができるようになります。

このように、CRMによって改善する顧客対応の質が、そのまま顧客の安心感や満足度に直結します。多くの顧客の満足度が上がれば安定した利益が生まれ、企業ブランドの確立につながります。

プロモーション活動の効果の向上

CRMでは顧客を条件によって選別できるため、マーケティングの中でも特にプロモーション活動を効果的に行えるようになります。プロモーション活動とは顧客に向けた宣伝全般のことを指します。キャンペーン、メールマガジン、クーポン、タイムセールなどがプロモーション活動に該当します。

CRMを活用して顧客の購入履歴を分析することにより、購入意欲が高い顧客に限定してメールマガジンを配信できます。キャンペーンを効果的に行えば、無駄な施策にコストをかけることなく、利益と顧客満足度の両方の向上を期待できます。

部署間での情報共有の強化

顧客に接するあらゆる部署が、必要なときにCRMへアクセスできるようにしておけば、各部署が常に最新の情報を共有でき、自然と部署間の連携が強化されるでしょう。

CRMが収集した顧客情報は自動的に更新され、一目で分かるよう整理して表示されます。これにより、最新かつ正確な情報共有をスムーズかつ正確に行えるため、マーケティングからインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスと担当部署が変化しても、顧客のニーズを満たす、的確な対応ができるようになります。

インサイドセールスのお役立ち記事はこちら

フィールドセールスのお役立ち記事はこちら

顧客にこれまで以上に質の高いサービスを提供できるうえ、情報共有のためのコミュニケーションなど、無駄な時間を使う必要もありません。また、近年では、リモートワークやテレワークを推進する企業が増えおり、CRMを使った部署間の情報連携は、今後在宅ワークを推進するために重要だと考えられています

セミナーに参加してCRMへの理解を深めよう

CRMについての造詣を深めるセミナーに参加すると、CRMの活用ノウハウを得られます。セミナーの多くがCRMを提供する企業が主催するもので、無料で受けられます。導入を検討しているツールがあれば、その企業が主催するセミナーに参加すると、使い方や活用方法を理解できるのでおすすめです。

pipedriveなら無料トライアルで実際に使ってから導入できる

Merが提供するCRM/SFTツール・pipedriveでは、無料トライアルを用意していますセールスプロセスをパイプラインで可視化し、使いやすくカスタマイズできるダッシュボードを見れば、目標も進捗も予測もひと目で理解できます。

pipedriveの人気の機能は、無料トライアルで実体験していただけます。また、ウェビナーの開催や、過去に開催したウェビナーの公開もしております。この機会にぜひご覧ください。